保育職についての報道で気になること

ここ数年、保育職に関する報道がテレビや新聞などで時々されています。それを見聞きすると、例えば「他の職業の平均給与と比較すると、保育職の給与は安い」といった内容の記事があります。このとき、比較する人々の年齢などをどの程度考慮しているのか、気になります。
私の知っている限り、保育職についている人たちは若い年齢層が多いので、単純に平均的な給与を比較したら、年齢層の高い職業の給与と比べたら少なくなって当然です。そうではなくて、同年齢層での給与の比較をしてどうなのか、を正確に報道してほしいと考えます。

ちょうど今は衆議院選挙戦の真っ最中で、自民党は幼児教育の無償化などを政策のひとつに挙げています。であれば、合わせて保育職の待遇についても正確な報道と、どういった政策をとろうとしているのか、を是非示してもらいたいと思います。

現在、子育てをする側から見て、待機児童など大変な状況にあるのも事実ですが、子どもたちを受け入れる保育職側の立場も十分考慮した政策を希望したいです。

世界の「東芝」が…。

世界的企業の東芝が大変なことになっています。

四半期報告書をずっと公表できないでいましたが、ついに監査法人の「意見不表明」の形で報告書を公表しました。

東芝といえば、新幹線から半導体・白物家電まで何でもござれの大企業でした。それが、トップの経営判断のミスで、アメリカの原発会社を買収したばっかりに、会社全体が「潰れそう」な状況です。絶対に潰れそうにない会社だと思っても、会社の舵取りを間違えると、こんなことになるのか~と何とも言えない感じがしています。

私の家のテレビやブルーレイレコーダーも東芝製なのに…。

化学兵器の使用

内戦の続くシリアで化学兵器のサリンが使われたらしいです。今のシリアは政府側・反政府側・ISの三つ巴で、一般市民は悲惨なことになっていました。難民として国外に逃げた人たちもたくさんいるようです。

ただ絶対に使ってはいけない最終兵器の一つである化学兵器を使ったのは想像を絶することでした。直接は関係ないでしょうが、マレーシアで金正男が化学兵器であるVXガスで殺害されたのと無縁でもない気がします。(化学兵器に対するハードルが下がった感じでしょうか。)

日本の近くでは北朝鮮がミサイルを撃ったり原爆のテストをしたりしています。世界はだんだんきな臭くなってきています。困ったものです。

トランプが緊張している!

大統領選挙に当選した2日後の11月10日に、トランプ氏はオバマ大統領の計らいでホワイトハウスを訪れて、オバマ大統領と会談をしました。映像を見ると、トランプの表情はいつもの横柄な雰囲気は全くなく、緊張して「びびって」いました。オバマ大統領のくつろいだ雰囲気と比べると借りてきた猫のようでした。

トランプ氏はきっと大統領選挙に本当に勝つとは思っていなかったのでしょう。たぶん今頃は敗北宣言をして、そうそうに家族でバカンスにでも行っているハズだったのに、選挙に勝ってしまって慌てているんじゃないでしょうか。

既に反トランプの人たちはデモをしていますし、カリフォルニアではアメリカから独立しようなどと言っている人たちもいるようです。まぁどう考えてもトランプ氏は大統領の器ではないので、共和党が賢い人々で回りを固めて、トランプ氏は「単なるお飾り」にして運営していくのではないでしょうか?そうなることを祈ります。

アメリカもナショナリズムに陥ってしまったか

アメリカの大統領選挙の結果が出ました。まさかの「トランプ勝利」でした。

彼がナショナリズム的な暴言を吐けばはくほど、アメリカの白人・低学歴・中高年にはその言葉が響いたようです。彼らはトランプに票を入れたのでしょうが、本当にトランプが大統領になってしまうと思っていたのでしょうか? どこかに、自分は票を入れるけど、結局クリントンが勝つのではと思っていたのではないでしょうか? いまになって、後悔している有権者が多いのではないかと思ってしまいます。

イギリスでも「EUから抜ける」という国民投票があり、まさか抜ける方に決まるとは思わず、後悔している状況のようです。このイギリスも、移民に仕事を取られるといったナショナリズムからあのような結果があったと思われますが、民主主義の大国アメリカもナショナリズムに陥ってしまったのかと思うと、今後の世界がどうなるのか心配です。