ホリエモンの保育士についてのツイート

1か月ほど前になりますが、朝日新聞の「保育士は給与が安すぎる」という記事に対して「誰でもできるから」というツイートをしました。いつものように、細かい説明なしのぶっきらぼうなツイートだったので、賛否両論でネット上で炎上したようです。

ホリエモン的には世の中には人的に置き換え不可能なような仕事は希少で、それ以外の多くの仕事は誰でもできる、従って希少性がないので給与が高くない、という論理のようです。
またそれに対する反論に対して、頑張って仕事をしていても、効率よく仕事をしたり新しいことを取り入れたりしていないようではあまりよろしくない。感情論で話しても意味はないというようなことを言っていました。

確かに子どもを育てることは誰でもできます(とは言っても、最近の親の虐待が増えていることを見ると誰でもできるとは言い難いです)が、専門的な知識と技術をもって子どもに相対する保育士は、単に子どもと遊んでいるのとは違います。乳幼児についての知識はもとより、保護者とコミュニケーションをとるスキルももち、災害時には子どもの安全を第一に行動するのが保育士です。
そのようなことが一般的に知られていないのが残念です。一人の保育士が一般の人に向かって上記のようなことを叫んでも聞いてもらえないかもしれませんが、多くの保育士が集まってこのことを世間に訴えるようにすれば、誤解は解けていくのではないかと考えます。

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