きょう膝の手術をしました。手術の直後は下半身麻酔が効いていて、感覚もなく全く動けませんでした。これはこれで意識も含めて上半身は普通に動けるのに下半身は存在感がなくて、イライラする状況でした。
数時間経って麻酔が切れてくると、下半身の感覚が戻ってきて、動こうと思えば動ける状況になってきました。ところが治療の観点から、手術した方の脚は固定されて温度を下げるようなカバーがされています。反対側の脚はエコノミークラス症候群にならないように、浮き袋みたいなモノを巻いてポンプで空気を入れたり出したりしています。要は動けるのに、治療機器のために動けないのです。
動く・歩き回るなどは普段は特に意識せずに行っていますが、いざ動けない状況になると、コレってヒトにとってごく普通のことなんだな、と感じました。歳をとったり身体が不自由だったりして、頭はピュアでも身体が自由に動けなくなると、とてもしんどいことだなぁと実感しました。
私の場合は、仕方ないので明日の朝まで寝ちゃえばすみますが…。
月: 2016年7月
きょうから入院生活
先ほど、予定通り某病院に入院しました。10階のフロアなので景色はよいです。明日の午後に膝の手術の予定です。そんなに深刻ではありません。
頼んでいた個室が取れたので、持ってきたMacで仕事もできそうです。部屋によってはLANがきているのと、iPhoneのデザリングでネットにつなげられます。必要な資料はクラウドに上げてきたので、余裕があったらレンタルサーバ上でのメールシステムの構築の続きをしましょう。
妻が自宅の鍵を忘れる
私たち家族はそれぞれに仕事や学校に行っているので、個別に玄関の鍵を持っています。
ところが今日は私が家を出るのが後だったので、妻は鍵をかける必要がないため、家の中に鍵を忘れてしまったことがつい先ほど判明しました。
私はきょうは新幹線ひと駅離れた場所で仕事しているので、終わって自宅に戻れるのは19:30頃になります。このままいくと妻は3時間以上家に入れません。あとは娘が鍵を持っているかが「カギ」です。
Boseのノイズキャンセリングヘッドフォン
いままでSONYのMDR-1RBTというBluetoothヘッドフォンを使っていました。値段がそこそこする割にはずば抜けてよい音という程でもなく、少し不満に思っていました。(2012年10月発売/メーカー希望価格41,000円)
ところが5月に妻がMacBook Airを購入して、そのおまけにBeats by Dr.Dre Solo2という有線のヘッドフォンがついていました。(2014年6月発売/Apple Store価格20,600円)これがとっても迫力があるよい音で、羨ましく思っていました。この機種の1つ上のモデルの有線タイプ(Beats by Dr.Dre Studio)の音も聴いたことがあって、これまた凄くよい音だったので、このbluetoothモデルが欲しくなって悩んでいました。
こんな時にノイズキャンセリングで有名な「あの」Boseから初めてbluetoothタイプのモデルが出ることを知って、とても興味が湧きました。(Bose QuietComfort 35/2016年6月24日発売/メーカー希望価格37,000円) 偶然、某家電量販店で発売前にこのヘッドフォンを視聴させてもらう機会があって、Beats Studioと聴き比べたのですが、それぞれに特徴のあるよい音がして、悩ましいところでした。
悩んだ挙句にノイズキャンセリングの効き具合がすばらしいのと、妻と同じメーカーなのは真似をしたみたいで癪なので、Boseの方を購入しました。しばらく使ってみましたが、まずノイズキャンセリングがとっても効きます。部屋にいたらエアコンなどの雑音・家族の話す声がとても小さくなります。その静寂の中ですばらしくよい音が鳴るので、聴いていて心地よいです。ボーカルの息づかいや指揮者の呼吸の音まで臨場感をもって聞こえてきます。私はクラシックピアノの繊細な曲やオーケストラの迫力のある曲が好きなので、どちらのジャンルの曲もすばらしい音で聴けて、満足しています。
またSONYのと比べると、本体が軽くて耳への圧迫も軽く、下の写真ようにコンパクトに折りたためるので持ち運びも便利です。
加えてワイヤレスなので、音源から自由に離れられて、とても快適です。よい買い物をしました。
国民投票は民主的か?
イギリスがEUを離脱するかどうかの「国民投票」が6月23日に行われました。結果はみなさんがご存じのように、僅差で「離脱」に決しました。
その途端にポンド安、それが回り回って日本では円高と株価の急落が起こりました。イギリスがEUを離脱すると、イギリスとEU諸国の間での貿易では関税がかかることになります。日本企業はイギリスに工場を建てて、EU域内に製品を売っていましたが、イギリスがEUを離脱すると、前述のように関税がかかるようになります。例えば日立はイギリスに鉄道車両工場を持っていて、高速鉄道の車両をEU域内の国々に売るつもりでいた訳ですが、これからは関税がかかることになります。
イギリスにEU離脱の話が持ち上がったのは、難民問題が大きくあるようです。中東やアフリカから流入してきた難民はEU域内を移動して、経済の調子のよい国であるイギリスなどを目指します。そうすると、難民への社会保障に多額の費用が発生したり、難民によってイギリス人の雇用が脅かされることになります。また難民によって治安が悪化することも懸念されます。
そのようなことを正面に出して、離脱派はキャンペーンをはり、マスメディアがどちらかに偏った報道をすると、国民の考え方の大きな流れは簡単にある方向に変わっていきます。つまり国民投票は国民の意思を集約しているように見えて、実際はマスメディアなどの大きな力が働いて結論を出してしまうことになり、必ずしも民主的であるとは思えません。今回のイギリスのEU離脱もこんな状況で決まったことと思われます。
ちなみにきょう、離脱派の中心的存在だったナイジェル・ファラージ氏がイギリス独立党の党首を辞任する、という無責任な行動に出ました。結局、独立を叫んだ人たちは本気でそう思っていたのでしょうか?